インターナショナルスクールとは?
インターナショナルスクールは、そもそも外国人児童を対象とした教育施設として作られました。
そのため、日本でも国際標準の教育が受けられるほか、国際的な教養を身につけ、多国籍文化を体験できるのも特徴です。
インターナショナルスクールに通えるのは、一般的に18歳までです。
日本の学校教育法に定める学校ではない学校が多く、その場合は小中学校の義務教育を履行してないとみなされる場合があることに留意しましょう。
高校も、大学検定試験を受けないと日本の大学受験の資格を得られないことがあります。
ただし、国際的な卒業資格は取得できる学校がほとんどです。
入学を検討する際は事前に調べておきましょう。
ちなみに、アメリカン・スクールはアメリカ人のためにアメリカの教育を受けるための学校、ブリティッシュスクールはイギリス人向けの学校なので厳密には、インターナショナルスクールとは異なります。
多国籍の生徒がいる
学校によって比率が異なりますが、インターナショナルスクールにはさまざまな国からやってきた生徒がいます。
駐在員や貿易関係者など、転勤や転校が多い家庭の子どもが多いです。
特に東京にあるインターナショナルスクールでは、約30ヵ国の生徒が在校していることも。
アメリカやヨーロッパ諸国、オーストラリア、中南米諸国など、あらゆる国の子どもと一緒に学べるので国際感覚が身につきます。
また、国の比率が偏りすぎないよう、日本人の生徒数を制限している学校もある一方で比較的日本人比率の高い学校もあります。
様々な国籍の友人ができるという点もメリットの一つです。子どものうちから色々な国の人と関わることで、国際社会で役に立つコミュニケーション能力を自然と身に付けることができます。
多様性を受け入れ視野が広くなることで、子どもの人間的な成長にも繋がります。また、大人になった時に役に立つ国際的な人脈を作ることもできるでしょう。
個性を尊重し、主体性を高めるための教育を受けられる
様々な国・地域出身の生徒がいるインターナショナルスクールでは、それぞれの個性を尊重し、主体性を高めるための教育が行われています。
日本の多くの学校で見られるような厳しい校則はなく、子どもの自主性を高めるような内容の授業が多いのが特徴です。
例えば、子どもたちが自分でスケジュールを決めて行動する北欧式のプログラムが取り入れられていたり、フィールドワークが頻繁にあったりと、自分で考える力を養う授業が多くなっています。
このように、勉強だけでなく、子どもの様々な能力を伸ばす機会が多く与えられている点は、大きなメリットの一つと言えます。
国際標準の先進的な教育
インターナショナルスクールの多くは、教育理念からカリキュラムまでを国際標準でありつつも、独自に設計しています。
独創性や探究心を養う教育を目指し、国際認定組織から認定を受けている学校が多いです。
ICTスキルやプレゼン力、コミュニケーション力、想像力などを伸ばすことに注力し、先進的な教育を受けられる学校も多いようです。
クリックするとスクール紹介ページにアクセスすることができます。
インタナショナルスクールについで
1.インターナショナルスクールの平均学費はいくらですか?
年間の学費は150〜200万円前後です。 もっとも高いインターナショナルスクールの学費は年間で220万円以上ですが、一方で年間の学費が140万円を切るところも複数見られます。 もっとも多い学費は150万円前後で、関東のインターナショナルスクールと比べれば安く通学させることができるでしょう。
2.インターナショナルスクールのメリットは何ですか?
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高い英語力が身につく
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国際的な視野を持つようになる
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主体性が育つ
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海外の大学に進学する道が開ける
3.インターナショナルスクールの欠点は何ですか?
インターナショナルスクールのデメリットとして「学費」は無視できない点です。 特に、小学校以降は学費が高くなる傾向にあります。
保護者にも語学力が求められることがあります。
日本の学校と連携がしにくい所にあるでしょう。
ただ、最近では「国際バカロレア」という世界的な教育プログラムに参加しているインターナショナルスクールが増えてきており、該当していれば大学受験資格を得ることができます。
4.新学期はいつからですか?
海外の学校の多くが9月に新学期がスタートするので、国際標準に合わせて9月や10月に新学期をスタートするインターナショナルスクールがほとんどです。
また、インターナショナルスクールは国際標準にのっとっているため、クラス人数も少なく、一人ひとりに目が行き届くよう配慮されているのも特徴です。
5.インターナショナルスクールの入学条件はなんですか?
インターナショナルスクールによって、それぞれの入学条件があります。
一般的には生徒の英語力が第一条件で、英語 面接によって判断されます。多くのスクールでは保護者(少なくとも父母のどちらか)がネイティブスピーカー並みの英語力がないと入学を許可されません。英語力がないと学業についていけないことと、親も学校との連絡やお便りなどを正しく理解できないと困ることが理由だと考えられます。
新設のインターナショナルスクールでは、日本人でも入学できるところがありますが、相当な英語力が必要なことは同じです。
5.入学までの流れはどんな感じですか?
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見学・体験入学・オンライン説明会
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出願・書類入手
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推薦書(学校によって必要ない学校もあり)
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願書提出・申し込み費の納付
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入学試験(学校によって試験なしの学校もあり)
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面接
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合否発表
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入学手続き
